技術部 次長 鶴野晴夫
平成20年入社
北海道工業大学卒(現 北海道科学大学)
大学を卒業後、同業他社を経て(株)カワムラに入社。
丁寧な仕事が評価され、平成28年度と令和2年度に宗谷総合振興局から優秀技術者として表彰されている実力者でもあります。コロナ禍のため、感染予防を考え書面にてインタビューを行いました。
北海道農政部が発注する委託業務を主に担当しています。測量・設計問わず、業務を実施しています。
全く興味ありませんでした!(笑
大学2年時点です。ただ、設計ではなく測量をしてみたかったのです。最初に入社した会社では測量分野の求人があったため応募したのですが、配属先は設計課でした(笑
会社によってやり方は様々だと思っていたので「違い」について困ることはありませんでした。
現在実施している業務が「何のために」「何を求められ」「それを実現するために何が課題か」など、地域の要求・要望に応えられるよう常に考えています。
委員会ではこれまでに、胆振東部地震災害復旧現地視察、三次元CAD活用研修、最新の測量機器についての研修、地域交流事業として北見工業高校への出前授業、さらに会員交流事業等を実施してきており、今後も地域交流事業、会員交流事業を主体に活動を行う予定です。
現状では新型コロナウイルスの影響により活動は制限されると想定されますが、可能な範囲で事業を実施していきたいと考えております。
起床
8時半までに出社
現地測量等or内業
内業は、現況図等を作成するor設計作業等
お昼休み
市外の現場の場合、現場で食事を済ませることも
現地測量等or内業
帰宅準備開始
帰宅
※繁忙期(年末・年度末)は21時くらいまで残業することもあります。なるべく残業しないよう勤務時間中は集中して作業します。(早く帰りたいからです(笑)
以前勤めていた会社と比べ当社の業務受注量は多いですが、受注業務の内容はほとんど変わらなかったため、仕事の違いは特に感じませんでした。
測量においては精度よく確実に現地を測ることでしょうか。「そんなの当たり前」と思うかもしれませんが、責任重大なのです。測量後に作成される図面を用いて設計を開始しますが、測量のミス等があれば設計作業に与える影響が大きいため、測量は設計や工事の根幹です。
設計においては過去の事例がなく、既存の設計指針や設計基準等が適用できない現場が存在することです。様々な分野の指針・基準を組み合わせながら、時には実証実験をしながら計画していく際に、本当に大変だと思います。計画し図面を完成させても、「これで本当に良いのだろうか」とか不安になります。上司に確認してもらうのはもちろん、時には他社の技術者にも意見を求めたりします。(それぞれの専門分野の技術者に)
自ら測量設計した現場の工事が完了し、地権者及び地元住民から感謝の言葉をいただいた際に達成感が得られます。きれいに現場を仕上げてくれた施工業者さんにも感謝です。
家でのんびり過ごします。読書、スマホアプリ、SNS、資格試験の勉強など様々です。十分な時間がとれていると思っていますが、繁忙期だけは困難です。プライベートな時間を確保できるよう、効率よく仕事を進めていきたいです。
相手の理解度を把握しながら説明することを心掛けています。発注者との打合せでは専門用語を使用しても問題ないですが、地域住民を集めた説明会などでは、専門用語を使用してしまうとなかなか理解されないことも多いため、わかりやすい表現をするなど色々考えています。
人間関係に苦労しないことでしょうか。上司との世間話や社内会議、花見や親睦会など、あらゆる場面において遠慮せず発言できますし、相談事も聞いてくれます。深すぎず、浅すぎず、適度な距離が保てていると思います。
当社に限らないのですが、建設コンサルタント業界全体として社員の平均年齢が高いことでしょうか。現状では業界全体が若手技術者の定期的な雇用に苦労しています。将来を担うのは若手です。当社では若手技術者の雇用に積極的に動いておりますが、より一層、若手の雇用の促進に努める必要があります。
設計の基本条件は同じなのに、技術者毎に設計の思想が若干違うこと。他社の技術者が設計した図面を見たときに実感します。技術者それぞれが経験で培ってきたものなので、どの設計も間違っていないと思っています。そのような図面を見たときに「こういう考え方もあるのだな」と思ったりします。
現段階では「これ」というものはありませんが、常に最新の技術動向に注目し、必要に応じ技術導入を図り、測量設計業務の効率・精度・品質を高めていきたいです。
「最後に何かを決定するのは人である」
※科学技術の発展に伴い、AI(人工知能)が人に代わり作業を実施する時代が来るかもしれませんが、臨機応変に物事を捉え、諸条件等を設定し、論理的思考を経て最終判断を下すのはあくまで人です。そのために技術者は常に自己研鑽に努める必要があります。
質問は以上です!ありがとうございました。
会社見学、職場体験も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
会社見学、職場体験も随時
受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。